
の料金が7,500円を超える食事(飲食)をした場合、消費税以外に3%の税率で特別地方消費税という税金がかかります。
ただし消費税は、みなさんもご存じのように、平成9年4月1日から消費税の税率は5%に引き上げられることとなっています。
今回の消費税改正では、消費税は「国税の消費税」4%のほかに「地方消費税」1%というものが創設され、合わせて5%となります。また、仕入税額控除の適用の用件も厳しくなり、基本的なところで消費税は大きく変わることになります。
つまり、国税の消費税の方は税率を3%→4%として従来どおり計算することとなりますが、地方消費税の方は、そのようにして計算した国税の消費税に25%をかけて自動的に税率1%相当の納税額などを算出するような仕組みとなっています。
また、消費税改正により地方消費税が導入されて消費税の税率が国税の消費税と合わせて5%となるため、その時点で特別地方消費税についても大きな見直しが行われることも考えられています。
消費税などとともに、その他の身のまわりにある税金としては、お酒やたばこの中に従量税として含まれている「酒税」(国税)や「たばこ税」(国税・地方税)、新車・中古を問わず自動車を買ったりもらったときにかかる「自動車取得税」(都道府県が課す目的税)や自動車検査証の交付を受けるときなどにかかる「自動車重量税」(国税)、普通車や小型車を持っていれば「自動車税」(都道府県が課す地方税)や「軽自動車税」(市町村が課す地方税)が毎年かかってきます。
さらに、ガソリンの中には国税としてかかる「揮発油税」と「地方道路税」が、温泉(鉱泉浴場)利用すると「入湯税」、ゴルフ場を利用したときは「ゴルフ場利用税」、軽油の中には「軽油引取税」というような地方税などもあります。
このように個人が生活するうえにも、いろいろな性質や内容の税金が深くかかわっており、さらに税金は安全で豊かな市民生活を営むための社会保障費などを賄うものとなっています。
ただし、税法は非常に複雑な構成を持っていますし、例外的な取扱いを受ける場合も決して少なくありません。
それでは控除についてみていくことにしましょう。
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